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オール大阪で「B.LEAGUE PREMIER」を目指す!大阪エヴェッサ新体制発表会(2023-24)

8月26日、「此花区民一休ホール」にて、Bリーグ・大阪エヴェッサの新体制発表会が開催されました。チームの将来の展望や、新メンバーの紹介など、内容盛りだくさんで参加されたブースターの皆さんも凄く楽しめたのではないでしょうか。そんな大盛況だった新体制発表会の様子を、ダイジェストでレポート致します。

幕開けを飾ったのは、大阪市西九条にあるダンススクール「QOOOP(クープ)」のメンバーによるパフォーマンス。華麗なフリースタイルバスケットボールの技を披露。

司会進行は、梨田いづみさん。この時はまだ発表されていませんでしたが、先日公式アナウンスがあったように、梨田さんは、2023-24シーズンから大阪エヴェッサのアリーナサブMCを担当。そして、メインMCはヨッシーさんが務められます。新シーズンは、ヨッシー&なっしぃのダブルMCで会場を盛り上げてくれます。

大阪エヴェッサオフィシャルHP:【お知らせ】2023-24シーズン アリーナMC決定

改めて、「B.LEAGUE PREMIER」参入を表明

既にご存じの方も多いと思いますが、Bリーグは2026年に「B・革新」として生まれ変わります。現状のB1、B2、B3の3つに分かれたリーグ体制は、「B.LEAGUE PREMIER」「B.LEAGUE ONE」「B.LEAGUE NEXT」に変わり、運営も一本化されます。

新B.LEAGUE(B.革新):https://www.bleague.jp/new-bleague/

大阪エヴェッサは、その新Bリーグのトップカテゴリーである「B.LEAGUE PREMIER」への参入を目指すと、尾上満昭 代表取締役が改めて決意表明されました。

しかし、現在B1に所属しているチームがそのまま「B.LEAGUE PREMIER」に参入できるわけではなく、売上、入場者数、アリーナ設備などの厳しい審査基準をクリアする必要があります。ただ試合に勝ち、チームが強ければいいというわけではありません。アリーナを新設したり、観客増員のための施策を考えたりと、各チームが「B.LEAGUE PREMIER」参入に向けて様々なアクションを起こしています。

大阪エヴェッサも基準達成のための改善点には積極的に取り組んでいくようで、今後実施する予定の施策や、計画の発表が色々とありました。中でも個人的に嬉しかったのは、桜島駅発のシャトルバス運行。これまで、「おおきにアリーナ舞洲」までは桜島駅から北港観光バスで観戦に行かれていた方も多いと思いますが、アリーナ直通のバスであれば途中のバス停に止まる煩わしさもなく、アクセスの快適さは大幅に向上するはず。また、新たなアリーナについても複数の選択肢を検討し、プロジェクトを進めているということでした。

2023-24シーズン スローガン発表

続いて、2023-24シーズンのチームスローガンが発表されました。昨シーズンは「Beat it」でしたが、新シーズンのスローガンは「PASSION 情熱を解き放て」。大阪エヴェッサのファン・ブースターカラーの「PASSIONATELY RED」ともマッチしていて、PASSIONATELY RED(情熱的な赤)に染まったアリーナのイメージが目に浮かびます。

黒木雄太ゼネラルマネージャーからは、チーム編成について説明がありました。新体制でのエヴェッサは個の力ではなく、チームの力で戦うバスケを追求。「フィッシャーHCが目指すバスケに、しっかりフィットする選手補強ができた。」と、新シーズンに向けて自信を述べられました。

昨シーズンまでは、ディージェイ・ニュービル選手の得点力に頼らざるを得ないところがありました。しかし、外国籍選手も総入れ替えとなりどんなバスケを見せてくれるのか、先ずは開幕前のプレシーズンマッチが非常に楽しみです。

競技の枠を超えて大阪を盛り上げる、共創パートナー

続いて、パナソニック スポーツ株式会社 久保田剛代表取締役 社長執行役員がご登壇。大阪エヴェッサとパナソニック スポーツ株式会社が連携を強化し、共創パートナーとして大阪の盛り上げを加速させると発表がありました。

Vリーグのパナソニック パンサーズからは、深津英臣選手と中村駿介選手。Jリーグのガンバ大阪からは、OBの加地亮氏も参加。豪華なサプライズゲストに「おぉ~!」と会場内にどよめきが起こりました。

友達が増えて嬉しそうな、まいどくん(中)。左がパナソニックパンサーズのマスコット、パピネス。右はガンバ大阪のモフレム。

12月23日(土)、24(日)の大阪エヴェッサのホームゲームでは、パナソニック パンサーズと初の共催試合が開催されることが決定しています。バスケファンがバレーを、バレーファンがバスケを知るいい機会。「様々なジャンルのチームや選手が、相乗効果でスポーツを通じて大阪を盛り上げる。」まさに当メディアの理念とも合致し、強く共感するところ。大阪一丸です。

「BT」新メンバーお披露目

大阪エヴェッサ公式ガールズパフォーマンスユニット「BT」の新メンバーのお披露目もあり、ひとりずつ挨拶がありました。チームに福をもたらす福娘「BT」の新しいパフォーマンスにも注目。

大阪エヴェッサオフィシャルHP:【お知らせ】2023-24シーズン BTメンバー決定

応援アンバサダー NMB48 上西 怜さん

続いて、大阪エヴェッサ応援アンバサダーに就任された、NMB48の上西怜さんもご登場。上西さん仕様の背番号01(れい)のユニフォームが贈呈されました。

大阪エヴェッサオフィシャルHP:【お知らせ】NMB48 上西怜さん 大阪エヴェッサ応援アンバサダー就任

新チームお披露目、新キャプテン発表

そしていよいよ、新しくオフィシャルサプライヤー契約を締結した「EGOZARU(エゴザル)」の新ユニフォームを身にまとい、全選手、コーチ陣がずらりとステージに勢揃い。会場のボルテージも上がります。

フィッシャーHCから新キャプテンの発表があり、2023-24シーズンのキャプテンに選ばれたのは、#15. 竹内譲次選手と、#35. 鈴木達也選手の二人。竹内譲次選手は昨シーズンに引き続き、2シーズン続けての就任。経験豊富でこれまでもチームを引っ張ってきた両選手。ブースターの皆さんも納得の選出でしょう。

選手トークショー

ここからはガラッと雰囲気が変わり、和やかなムードで全選手参加のトークショー。司会は合田怜選手と、上西怜さんの「ダブル怜」。軽妙なトークで司会を務める合田選手、さすがです。

気になるのは、やはり新しくエヴェッサに加わった6名の新加入選手。

佐賀バルーナーズから、#7. 西川貴之選手。茨城ロボッツから、#8. 多嶋朝飛選手。日本人選手の得点力アップ間違いなし。

2021-22シーズンのB1得点王、レバンガ北海道から、#21. ショーン・ロング選手。三遠ネオフェニックスから2シーズンぶりにエヴェッサに帰ってきた、#77. 土屋アリスター時生選手。

トルコリーグから、#32. アンジェロ・カロイアロ選手。ギリシャリーグから、#34. イアン・ハマー選手。両選手とも日本でプレーするのは初めて。この笑顔が素敵なナイスガイ二人の対応力が、序盤のエヴェッサの調子を大きく左右するポイントになるはず。

最後はフォトセッション。昨シーズンは西地区5位で終わった大阪エヴェッサ。新体制では、「プレーオフ優勝、チャンピオンを目指す。」と意気込みを語った鈴木達也新キャプテン。新生大阪エヴェッサの躍進に期待。

いよいよBリーグ2023-24シーズン開幕!

とにかく「凄くいい雰囲気。」という印象の、楽しい楽しい新体制発表会でした。

10月より、いよいよBリーグ2023-24シーズンが開幕します。映画「THE FIRST SLUM DUNK」の大ヒット。そして、「FIBAバスケットボール・ワールドカップ2023」の日本代表の大活躍で、バスケの熱い流れを感じずにはいられません。これほど最高のタイミングでシーズン開幕を迎えたことは未だかつてなかったのではないでしょうか。

大阪エヴェッサの開幕戦は、10/7(土)、8(日)の富山グラウジーズとの一戦。ホームでの開幕となります。ワールドカップの日本代表の試合を観て、一度バスケ観戦に行ってみたいと思われた人も多いはず。是非、大阪エヴェッサのホームアリーナ「おおきにアリーナ舞洲」で、会場の熱気と興奮を体感して下さい。

大阪エヴェッサオフィシャルHP:https://www.evessa.com/

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